「千葉でFP相談をしたいけれど、どこに行けばいいのか分からない」
「無料で相談できる場所があると聞いたが、本当に中立なのだろうか」
よくいただくご質問です。
結論からお伝えすると、無料の相談も有料の相談も、どちらが優れているという話ではありません。
目的によって、向き不向きがあるだけです。
- 無料相談が無料でいられるのは、保険の販売手数料で運営しているためです
- 月2万円の保険に入ると、初年度に19万2,000円前後の手数料が発生します(手数料率80%の場合)
- 保険に加入するつもりなら、無料相談は合理的な選択です
- 家計全体を見たいだけなら、有料の相談のほうが目的に合います
この記事では、千葉県内でFP相談ができる場所を整理したうえで、「無料」の仕組みを金額で説明します。
こんな方に読んでほしい記事です
- 千葉県内でFP相談ができる場所を探している
- 無料相談と有料相談の違いを知りたい
- 独立系FPの探し方を知りたい
- 住宅購入・老後資金・家計の見直しを中立な立場で相談したい
✍️ この記事の監修者
代表・監修者
伊藤 貴徳
伊藤FPオフィス 代表
千葉・東京エリアを拠点に、住宅購入前の家計相談・生命保険の見直し・ライフプラン設計を専門とする独立系FP。
家計全体の視点から、30〜40代の子育て世帯を中心に相談をお受けしています。
「借りられる額」ではなく「無理なく返せる額」から一緒に考えることを大切にしています。
千葉でFP相談ができる4つの場所

千葉県内でFPに相談できる場所は、大きく4つに分けられます。
| 相談できる場所 | 費用 | 特徴 | 収益の仕組み |
|---|---|---|---|
| FP紹介サービス 保険相談窓口・訪問型など | 無料 | オンライン・訪問・店舗に対応。相談しやすい | 保険の販売手数料 |
| 銀行・証券会社の窓口 | 無料 | 店舗で対面相談ができる | 自社商品の販売 |
| 日本FP協会 千葉支部 無料体験相談会 | 無料 イベント時 | 年に数回の開催。単発の相談向き | 協会の事業 |
| 独立系FP事務所 | 有料 1万〜3万円前後 | 対面・オンラインに対応。家計全体を扱う | 相談料のみ |
違いは「誰がその相談の費用を負担しているか」です。
無料の相談は、相談を受ける側が別のところから収益を得ています。
では、その金額はいくらなのでしょうか。
「無料」の仕組みを、金額で見てみる

生命保険の販売では、保険会社から代理店へ手数料が支払われます。
この仕組み自体は、公開されている情報です。
- 初年度の手数料 — 年換算保険料(月額×12ヶ月)の30〜100%が一般的。商品によっては150%を超えることもあります
- 2年目以降の継続手数料 — 年換算保険料の1〜5%程度
- 支払いの原資 — 契約者が払う保険料の中から支払われます
実際の金額に置き換えてみます。
初年度の手数料率を80%とした場合です。
※ 初年度手数料率を80%として計算した目安です。実際の手数料率は保険会社・商品・代理店の実績によって大きく異なり、公表されていない場合もあります。
月2万円の保険に加入した場合、初年度に約19万円。
2年目以降も、年4,800円程度が継続して支払われます。
これが「無料相談」を成り立たせている仕組みです。
ただし、これは「無料相談が悪い」という話ではありません。
保険に加入するつもりがあるなら、無料相談は合理的な選択です。複数の保険会社の商品をまとめて比較でき、手数料はどの窓口で入っても保険料に含まれているためです。問題になるのは、目的と相談先が合っていない場合だけです。
FP伊藤「無料なのに親身に相談に乗ってくれた」というお声をよく聞きます。
それは当然で、担当者にとっても契約は大きな成果になるからです。
大事なのは、その構造を知ったうえで相談することです。
保険に入りたいのか、家計を整理したいのか。目的がはっきりしていれば、選び方も決まります。
目的と相談先が合っていないと、どうなるか
実際にあったご相談です。
船橋市にお住まいの30代の方は、老後の資産形成と家計の見直しを希望して、紹介サイトから無料相談を申し込まれました。
けれども相談の中で保険商品を提案され、「こんなはずではなかった」とおっしゃっていました。
これは、担当者に問題があったわけではありません。
保険の提案が仕事である窓口に、家計全体の相談を持ち込んだことにずれがあっただけです。
目的を最初に伝えることで、このずれは防げます。
- 「なぜ無料なのか」を事前に確認する — サイトや担当者に聞けば教えてもらえます
- 「保険の提案は不要です」と最初に伝える — それでも対応してもらえるかを見ます
- プロフィールを確認する — 「独立系」「相談料のみ」といった記載があるかどうか
- 契約を急かされたら中断してよい — その場で決める必要はまったくありません
有料相談の相場と、何にお金を払うのか


では、有料の相談はいくらかかるのでしょうか。
日本FP協会が公表しているデータによると、1時間あたり5,000円〜10,000円未満という設定が最も多く、次いで10,000円〜20,000円未満となっています。
| 相談の内容 | 料金の目安 |
|---|---|
| 1時間の単発相談 | 5,000〜10,000円 |
| ライフプランの作成(キャッシュフロー表つき) | 2万〜5万円 |
| 住宅購入前の資金計画 | 2万〜5万円 |
| 顧問契約(年間) | 5万〜20万円 |
※ 日本FP協会の公表データおよび一般的な水準をもとにした目安です。料金の設定はFPによって異なります。
では、この金額で何を買っているのか。
「商品を勧められない」という状態です。
0 円
保険に入れば保険料に
手数料19.2万円が含まれる
29,800 円
商品の販売がないため
その後の費用はなし
どちらが安いかではなく、何を求めているかで選びます
保険に加入するつもりなら、無料相談のほうが合理的です。
手数料はどの窓口を通しても保険料に含まれているため、相談料を別に払う理由がありません。
一方、「うちは保険に入りすぎていないか」「この物件を買って大丈夫か」を知りたい場合は、商品を売らない立場のほうが目的に合います。
「削ったほうがいい」という結論を出しても、相談を受ける側の収益は変わらないためです。
目的別・どこに相談するのがよいか


相談の目的ごとに、向いている相談先を整理します。
整理すると、判断の軸はひとつです。
商品を買うことが決まっているなら無料相談、買うかどうかを含めて判断したいなら有料相談。
千葉で独立系FPを探す3つの方法


中立な立場でのアドバイスを求めるなら、独立系FPが選択肢になります。
千葉県内で探す方法は、主に3つあります。
千葉県内で、独立してファイナンシャルプランニングを行っている事務所は、まだ多くありません。
「どこに相談したらいいか分からなかった」というお声も、実際によくいただきます。
まずはFP協会の検索システムで、お住まいのエリアに対応しているFPを調べてみてください。
千葉・東京エリアで家計相談が増えている背景
最後に、この地域の状況にも触れておきます。
| 項目 | 2026年時点の状況 |
|---|---|
| 新築マンションの平均価格 | 市川市・船橋市・柏市で1億円を超えました |
| 中古マンションの価格 | 首都圏平均5,887万円。千葉県の上昇率は+3%台と、都心よりは緩やか |
| 住宅ローンの変動金利 | 主要行の中央値1.025%(2024年頃は0.4%前後) |
| フラット35 | 年3.290%。現行制度で最高の水準です |
| 正常分娩の出産費用 | 千葉県52万9,835円(東京都は64万8,309円) |
※ 2026年8月時点の各種調査・公表値をもとにした情報です。
物件価格も金利も上がり、「借りられる額」と「無理なく返せる額」の差が広がっています。
千葉は東京に比べれば価格が抑えられますが、上昇は続いています。
だからこそ、購入の前に家計を確認しておく意味が大きくなっています。
市川市でFP相談できる場所を具体的に探している方は、費用の目安と選び方をこちらでまとめています。


まとめ|「誰が費用を負担しているか」で選び分ける


無料の相談も、有料の相談も、どちらが優れているという話ではありません。
「誰が、どんな仕組みで、その相談の費用を負担しているか」を知ったうえで選べば、期待とのずれは起きません。
保険に入りたいのか、家計を整理したいのか。
まずはご自身の目的をはっきりさせてから、相談先を選んでみてください。
千葉で、家計全体からの相談をお探しなら
伊藤FPオフィスは、千葉県市川市を拠点とする独立系のFP事務所です。
特定の金融機関・保険会社・不動産会社との販売代理契約を結んでおらず、相談料収入のみで運営しています。
そのため、「保険を減らしましょう」「今は買わないほうがよいでしょう」という結論をお伝えすることもあります。
- 現状の家計・収支の整理
- 手取りベースで計算する、無理のない借入額の試算
- 教育費・老後資金との両立確認(キャッシュフロー表の作成)
- 住宅購入のタイミングについてのアドバイス
- 購入後の保険・資産形成プランの整理
千葉県市川市を拠点に、対面・オンラインでご相談をお受けしています。
👨👩👧 ご相談事例・お客様の声
同じ悩みを持つ方が、どう解決したかをご覧いただけます
「妊娠を機に、これからの家計が気になる」
「教育費をどのような方法で準備したらいい?」
実際に伊藤FPオフィスへご相談いただいた方の、相談前のお悩みから相談後の変化までをご紹介しています。
掲載中のご相談事例
・30代ご夫婦(市川市・妊娠中)/これからの家計の見直し
・30代ご夫婦(市川市・お子様3歳)/教育資金の準備方法
・貯金がうまくできないというお悩み ほか
よくある質問
気になる質問をタップすると、回答が開きます。
Q. 千葉県内で対面相談はできますか?
はい。千葉県市川市の事務所で対面のご相談をお受けしています。またオンライン(Zoom等)にも対応しており、千葉県全域・東京都内はもちろん、その他のエリアにお住まいの方もご利用いただけます。お子さまが小さいご家庭では、オンラインを選ばれる方も多くいらっしゃいます。
Q. 無料のFP相談と、何が違うのですか?
最も大きな違いは収益の仕組みです。無料相談の多くは保険や投資信託の販売で収益を得ており、生命保険なら初年度に年換算保険料の30〜100%が手数料として発生します。月2万円の保険なら19万円前後です。当事務所は相談料のみで運営しているため、「保険を減らす」「今は買わない」という結論をお伝えしても収益は変わりません。
Q. 無料相談は避けたほうがいいのでしょうか?
そんなことはありません。目的が合っていれば、無料相談は合理的な選択です。保険に加入するつもりなら、複数社の商品をまとめて比較でき、手数料はどの窓口を通しても保険料に含まれています。相談料を別に払う理由がありません。ずれが起きるのは、「家計全体を見てほしい」という目的で保険を扱う窓口に相談した場合です。
Q. どんな相談が多いですか?
住宅購入前の資金計画とライフプランの作成が最も多いご相談です。「銀行に行く前に家計を整理しておきたい」「無理のない住宅ローンの金額を知りたい」「教育費と老後資金の両立が心配」といったお悩みが中心です。千葉県内では市川市・船橋市・浦安市・松戸市・千葉市の方からのご相談が多くなっています。
Q. 相談前に準備するものはありますか?
可能であれば、次のものをご用意いただくとスムーズです。直近の給与明細(世帯全員分)、家計の収支のおおまかな内訳、現在の貯蓄残高、加入中の保険の証券、住宅購入をご検討中なら希望エリアと予算感。すべてそろわなくても、ヒアリングしながら進めますのでご安心ください。
Q. 相談料は、何時間分の料金ですか?
マイホーム購入診断(税込29,800円)は、ヒアリング、キャッシュフロー表の作成、結果のご説明までを含んだ料金です。作業時間としては数時間分になりますが、時間ではなく成果物(試算結果とアドバイス)に対する料金と考えていただくと分かりやすいと思います。なお日本FP協会のデータでは、1時間あたりの相談料は5,000円〜10,000円未満が最も多い水準です。
Q. 相談したら、何かを契約させられませんか?
当事務所のご相談は、相談料をいただく形でお受けしています。販売代理契約を結んでいる金融機関もないため、ご紹介して手数料を受け取るという仕組みもありません。そのため、相談の結果として「何も買わない」「今は動かない」という結論になることもあります。
この記事の監修者


証券会社・不動産会社・保険会社での実務を経て、FP歴16年。2023年1月に独立し、千葉県市川市で独立系FP事務所を開設。金融商品の販売を行わず、相談料収入のみで運営しています。販売する側の仕組みを内側から見てきた経験をもとに、「何を買うか」ではなく「そもそも必要か」から一緒に確認しています。
対応エリア:千葉県・東京都は対面相談可、全国オンライン対応
本記事の出典・注意事項をみる
・日本FP協会「相談料の目安(有料相談)」
・生命保険会社各社が公表する募集代理店手数料制度に関する資料
・厚生労働省「出産費用の見える化等について」
・住宅金融支援機構が公表する【フラット35】の金利
【注意事項】
本記事に記載した保険の販売手数料は、公表資料および一般的な水準をもとにした目安です。実際の手数料率は保険会社・商品・代理店の実績によって大きく異なり、公表されていない場合もあります。記事中の金額は初年度手数料率を80%と仮定して計算した試算であり、特定の会社・商品の手数料を示すものではありません。FP相談料の相場も一般的な水準であり、FPによって設定は異なります。物件価格・金利・出産費用は2026年8月時点の各種調査・公表値をもとにしています。本記事は一般的な情報提供を目的としており、特定の事業者・商品を推奨または批判するものではありません。個別のご相談については、伊藤FPオフィスまでお問い合わせください。

